観葉植物を部屋に置くだけで、空間がぐっと明るくなり、心まで落ち着きますよね。
これは以前の私のことなんですが、「植物を育てるのが苦手」「すぐ枯らしてしまう」という方も意外と多いのではないでしょうか?
実は、観葉植物には初心者でも育てやすく、手間のかからない種類がたくさんあります。この記事では、お世話が簡単で枯れにくい観葉植物ベスト10を紹介します。
どれも身近なお店やネット通販で手に入り、日当たりや水やりに少し気をつけるだけで、長く楽しめる植物ばかりです。これから観葉植物を始めたい方に、育てやすさと見た目の両方を兼ね備えたおすすめを厳選しました。
さらに、植物を飾ることで得られる癒やしの効果や、インテリアとの相性を考えた飾り方のポイントもあわせて解説したいと思います。
観葉植物を育てるメリット

観葉植物は、ただのインテリアではなく、私たちの暮らしにさまざまな良い影響を与えてくれます。
まず一つに、空気をきれいにする効果があります。
植物は二酸化炭素を吸収して酸素を出すだけでなく、有害物質を分解する力もあります。NASAの研究でも、観葉植物が空気清浄に役立つことが確認されているそうですよ!
また、緑を見ることでリラックス効果が得られ、ストレスの軽減にもつながります。これは多くの方が実感されているのではないでしょうか。

私の最近のお気に入りは多肉植物たちです。
さらに、ちょっとした成長を観察することで、日々の生活に小さな楽しみが増えるのも魅力です。植物を通じて「育てる楽しみ」を感じられ、毎日の暮らしにやすらぎを与えてくれます。なんだか子育てみたいですね。
初心者が選ぶと失敗しやすい植物とは?
手間がかからず育てやすい観葉植物も増えていますが、中には、美しいけれど育てるのが難しい種類もあります。
たとえば、湿度や温度に敏感な植物は、ちょっとした環境の変化で元気をなくしてしまうことがあります。
また、直射日光を嫌う種類や頻繁な水やりが必要な種類も、忙しい人には少しハードルが高めです。特に、葉が薄いタイプや根が浅い植物は水切れを起こしやすいので要注意です。
「大切に育てよう」という気持ちから、ついつい水やりを多めにして根腐れをおこしてしまった経験が私もあります。
初心者のうちは、乾燥に強く、多少お世話を忘れても元気でいてくれる植物を選ぶのがおすすめです。購入時には、葉の色が濃くてツヤがあるか、根元がしっかりしているかをチェックすると失敗を防げますよ。
お世話が簡単で枯れにくい観葉植物ベスト10


1. ポトス
ポトスは鮮やかなグリーンの葉が特徴で、室内でもよく育つ代表的な観葉植物です。観葉植物といったらポトスを思い浮かべる人も多いと思います^^
水やりは週1回ほどでOK。丈夫で環境に適応しやすいため、初心者でも失敗しにくいです。つるが伸びるため、棚の上や吊るして飾るのもおすすめ。インテリア性が高く、どんな部屋にもなじみます。
2. サンスベリア(虎の尾)
空気清浄効果が高く、乾燥にも強い植物です。直射日光を避けた明るい場所で育てましょう。
水やりは月に1〜2回でも大丈夫なので、忙しい方にもぴったり。シャープな葉がモダンな印象を与え、インテリアのアクセントになります。
3. モンステラ
大きな切れ込みのある葉が印象的で、インテリア性抜群!お部屋の中に置いてあるだけでオシャレ感がアップしますね。
半日陰でも育ちやすく、生命力が強いのが魅力です。鉢が小さくなったら植え替えるとさらに元気になりますよ。
観葉植物の中でも人気が高く、存在感のある見た目が部屋をおしゃれに演出します。
4. パキラ
私の中ではポトスの次に身近な印象なのがパキラです。とても人気のある植物ですね。
明るい室内で育てると元気に成長します。乾燥にも比較的強く、葉がしんなりしたら水をあげるくらいで十分です。
幹が太く安定感があり、贈り物としても喜ばれる定番のグリーンです。
5. ガジュマル
沖縄ではよく知られている大木のガジュマルですが、小さな観葉植物はとてもかわいい印象です。
丸い葉とかわいい幹が特徴の観葉植物。光が好きなので、窓際など明るい場所に置くと◎。こまめに霧吹きをしてあげると元気に育ちます。
「幸せを呼ぶ木」としても知られており人気があります。
6. アイビー(ヘデラ)
アイビーは、つる性で、壁掛けや棚の上から垂らすように飾るとおしゃれです。100均などでフェイクの観葉植物としてもよく目にするのがアイビーですね。
寒さにも強く、風通しの良い場所であればよく育ちますが、水を与えすぎないよう注意が必要です。
壁面やハンギングバスケットに使うと、部屋全体に動きが出てはなやかになりますよ。
7. アロエ
健康的なイメージが個人的にあるのが「アロエ」です。
多肉植物の一種で、日当たりの良い場所が好きです。
乾燥に非常に強く、水を控えめにすれば一年中元気に育ちます。観賞用だけでなく、肌にも使える実用性もある万能選手です。
8. ポニーテール(トックリラン)
幹が膨らんでいて、そこに水をためる性質があります。そのため、水やりの回数が少なくても問題なし。
ユニークな見た目でインテリアにも映えます。乾燥を好むので、風通しの良い場所で育てるとよく育ってくれます。
9. ザミオクルカス(ZZプランツ)
耐陰性があり、暗い部屋でも育つ珍しい植物なのがザミオクルカスです。
水やりは月1回程度でOK。出張や旅行が多い方でも安心です。簡単なのが助かります(^^;
枯らしてしまう心配がないのは嬉しいですね。
葉が厚くて丈夫なため、病害虫にも強いのが特徴です。
10. シェフレラ(カポック)
生命力が非常に強く、多少日陰でも元気に育ちます。
剪定して形を整えると、より美しいシルエットに。初心者にも育てやすい定番の植物です。
複数の枝をまとめるとボリュームが出て、部屋が一気に華やかになります。
観葉植物を長持ちさせる3つのポイント


せっかく手にかけたかわいい植物が枯れてしまっては本当に悲しいものです。
3つのポイントをおさえて植物を長持ちさせましょう。
- 水のあげすぎに注意する: 多くの植物は根腐れの原因になります。土が乾いてからたっぷり与えましょう。
- 日当たりと風通しを意識する: 直射日光は避けつつ、明るい場所を選ぶと元気に育ちます。
- 鉢の底に水がたまらないようにする: 鉢皿に水が残るとカビや虫の原因になるため、排水はしっかり行いましょう。
- 定期的に葉を拭く: ほこりを落とすことで光合成がスムーズになり、見た目も美しく保てます。
季節ごとのお手入れポイント
育てやすいのが観葉植物でもありますが、季節によって気を付けてあげるポイントが変わってきます。
春・夏: 成長期なので水やりはやや多めに。葉が生き生きしてくる季節です。肥料を少量与えるとより元気に育ちます。
秋: 気温が下がるにつれて水の量を少し減らしましょう。落ち葉が出た場合は早めに取り除きます。
冬: 寒さに弱い植物は窓際を避け、暖かい室内に移動します。水やりは控えめにし、エアコンの風が直接当たらないよう注意しましょう。
よくある質問(FAQ)
- 日当たりが悪い部屋でも育てられますか?
-
はい。サンスベリアやZZプランツのように耐陰性のある植物なら問題ありません。LEDライトを補助光として使うのも効果的です。
- 植え替えはどのくらいの頻度ですればいいですか?
-
1〜2年に一度、根が鉢いっぱいになったタイミングで行うのが目安です。植え替え後はしばらく直射日光を避け、休ませてあげましょう。
- 虫がついた場合はどうすればいい?
-
風通しを良くし、市販の植物用スプレーを使用すればほとんど防げます。発生が多い場合は、土の表面を入れ替えるのも効果的です。
まとめ
観葉植物は、難しそうに見えても、種類を選べば初心者でも十分に楽しめます。
今回紹介した10種類は、どれもお世話が簡単で枯れにくい植物ばかりなので、少しの工夫で、あなたの部屋がぐっと居心地の良い空間に変わります。
植物と暮らすことで、日常にやさしい緑のリズムが生まれます。日々のちょっとした変化を感じながら、心がほっとするグリーンライフおすすめです♪ 私も枯らさないように大切に育てていきたいと思います。